鼻シリコンの手術後のトラブルに関するQ&A

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鼻にシリコンプロテーゼを挿入する鼻プロテーゼ法は隆鼻術の中でもっともポピュラーなものですが、術後3年以上の時間が経過すると鼻の皮膚が薄くなったり、白くなったり、変形したりとさまざまなトラブルも起こりやすいものです。
鼻整形を受けてみたいけれど、術後のトラブルは避けたいものです。
では鼻シリコン挿入法後のトラブルにはどのようなものがあり、どう修正すれば良いのでしょうか?

 

問:3年前に他のクリニックで鼻にシリコンを入れたのですが、1週間ぐらい前から目と目の間が赤く腫れてきて痛みもあります。最近は右の鼻の穴から黄色い汁のようなものが垂れてきました。大丈夫でしょうか?

答:鼻シリコンのような異物はばい菌に弱く、鼻の周囲にできた吹き出物やおできからばい菌が入ったり、また不潔な指で鼻の穴をほじったりすることで菌が入ると化膿して腫れ上がることがあります。それでも直らない場合は鼻シリコンを抜くしか方法はありません。

 

問:鼻シリコンを抜いた場合、再度鼻シリコンを入れるのには不安があります。何か方法はありますか?

答:当クリニックでは「自己組織移植術」をお勧めしています。
自己組織移植術とは患者さんの耳から軟骨組織を、首筋の皮下から筋膜組織を採取します。その後患者さんの希望にあわせて軟骨組織の形状を加工し筋膜組織に包んで鼻内部の小切開部から挿入します。
組織を採取するために耳と首筋を切開しますが、傷自体は小さなものなので目立ったり形が変わったりすることはありません。
元々患者さん自身から採取した組織を鼻に入れるので鼻シリコンなどの人工物の時に懸念されるアレルギーや拒否反応も心配ありません。
また、採取した組織と鼻の組織はどちらも生体組織なので自然になじみ仕上がりがとても自然で美しくなります。

 

問:他のクリニックで鼻シリコンを入れたのですが、鼻シリコンはずっと入れておいても大丈夫ですか?

答:鼻シリコンによる隆鼻術を受けた後、年月が経過すると皮膚が変色(発赤、白変)したり、移動・変形、輪郭の不自然な浮き出し、被膜の石灰化によるしこりや凸凹ができたり、皮膚を突き破り鼻シリコンが露出してくる、などなんらかのトラブルが生じてくる場合があります。このような場合は早めに鼻シリコンを抜いて自己組織に入れ替えることをお勧めします。

 

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